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【コーチングとは?分かりやすく解説】カウンセリングやコンサルティングとの違いを知って効果的に活用しよう

2021月10月07日
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コーチングとは何か?どんな効果があるのか?カウンセリングやティーチング、コンサルティングなどとの違いなどを分かりやすく解説します。

語源から知る、コーチングとは何か

そもそもコーチングってどんなものなの?コンサルティングやカウンセリングと何が違うの?どんな効果があるの?という質問をよくいただきます。近頃、コーチングに関連した書籍が多く出版されるようになり、コーチングという言葉も徐々に広まってきましたが、実際にコーチングを受けたことがある人はまだまだ少なく、言葉は聞いたことがあっても、どういうものなのか実はよく分からないという方も多いのではないでしょうか。コーチングがどんなものなのか理解することが効果的に活用する第一歩になります。

コーチという言葉の語源は、15世紀頃のヨーロッパで使われていた「乗り合い馬車」だそうです。今で言うタクシーのようなものですね。コーチングとはお客様を目的地まで送り届けること、つまり、その方が行きたいと望むところへ行けるようにサポートすること、なりたいと思う姿になれるようにサポートすること、それがコーチングの役割です。実際のコーチングセッションでも、「行き先」を決めること、つまり、コーチングを受ける方が「何を目指すのか」、「どうなりたいのか」という理想の姿・ゴールについて明確にすることから始めます。

ただし、乗り合い馬車やタクシーとは違う点があります。それは、運転するのはお客様自身、つまりコーチングを受ける人自身だということです。コーチは、御者や運転手というより、助手席に乗って運転する人を心と行動をサポート役です。運転者には見えない視点や死角に光を当てたり、速度や道順など様々な判断をするための対話パートナーとなり、目的地へ進むアクションを後押しします。一人では不安があって進めなかったり遠回りしてしまう道も、コーチと一緒に進むことでより早くより遠くの目的地に到着することができるのがコーチングの効果です。

カウンセリング、ティーチング、コンサルティング等との違い

コーチングと混同されがちなものに、コンサルティング、カウンセリング、ティーチング、メンタリングがあります。どれも人を支援するものであり、その定義は使う人や状況によって違う場合もありますが、ここでは基本的な違いを解説します。

 

・コーチング

対話により、相手を勇気づけ、その人の「ありたい姿」を実現するためのプロセスを、自ら見いだし、自ら行動するための支援をすること。また、そのためのコミュニケーションのスキル。コーチの役割は、専門知識を教えることやアドバイスをすることではなく、傾聴、問いかけなどのコーチングスキルを使った対話をすることで、対象者が自らの中にある答えを見つけ、自らの責任で行動し目標を達成することを後押しすることです。
そういう意味では、スポーツにおけるコーチはスキルを教えることも含まれますので、ここでも「コーチ」とは少し意味合いが異なります。

・コンサルティング

専門的な知見を持つコンサルタントが、自らの知識・経験を基に、クライアントの問題解決や目的達成のため、調査分析や戦略や方策を検討しその選択肢を示すものです。少し乱暴な言い方ですが、コンサルティングを頼むというのは、お客様にとっては自分にはない知見を買うということです。

コーチングとコンサルティングは機能が違うため、並行して活用することもできます。

 

・カウンセリングとは

子育てカウンセリング、結婚カウンセリングなど広い意味では様々な場面で使われますが、コーチングと区別する際に指すカウンセリングは、一般的に心理面でダメージを受けている人や精神的な課題を抱えている人に対して行う相談援助を指します。コーチングと同じく対話が重要な役割を果たしますが、コーチングが主に「これから何をするか」という未来にフォーカスするのに対して、相談者の状況により過去の出来事や感情にフォーカスして心理的な問題を解きほぐすのがカウンセリングです。

・ティーチング

知識や経験がある者が、ある程度体系化された知識やノウハウを、知見が不足している人に対して教えることです。学校の先生はその典型例で、学習を通して生徒の成長を促します。

・メンタリング

職場などで経験が長い年長者がメンターとして、経験の浅い人の相談役・指導役となりその人を育てていくことです。仕事上のスキルを教えるだけでなく、仕事や人生の先輩として精神的な面も支えるなど、コーチング、ティーチング、カウンセリングの手法も取り入れながらより広い領域でサポートします。

図は、5つのアプローチの違い表したものです。職場や状況によって意味や機能の定義は少しづつ違いがありますが、アンコモンポイントではこのように整理をしています。横軸は、行動の性質です。自らの気づきと自発的な行動につなげるのがコーチング、一方、指導やアドバイスという外からの刺激を受けて考え行動するのがティーチングやコンサルティングだと言えます。縦軸は役割と視点の違いを表しています。より目的志向であり「これから」にフォーカスするのがコーチングやコンサルティング、現在から過去を紐解くことを中心に心を整える役割を果たすものがカウンセリングと言えます。

もしも5つのアプローチを全部活用するとしたら・・

機能の違いを理解するために、実在しませんが、全部のアプローチを活用したAさんという例を作ってみました。

職場の人間関係や過剰な業務量が原因で精神的なダメージを受け退職した30代のAさん。転職活動をしなければいけないと思いながらも自分に対する自信も失くしてしまい、なかなか意欲が湧かず家に閉じこもっています。そんなAさんを心配した友人が、心理カウンセラーを紹介してくれました。それから暫くカウンセリングを受けたAさんは徐々に心の状態が安定し日常生活のリズムも取り戻し、自分のこれからの将来を前向きに考えられるようになりました。元々いつかは独立したいと考えていたAさん、転職活動はせず専門スキルを活かして自分の会社を設立したいと思い始めます。ただ、一人で進めるには分からないことが多く、失敗への不安も大きかったため決心できない状態が暫く続きました。そんな折、友人が今度はコーチングを受けてみてはどうかと勧めてくれ、友人自身もコーチングを受けていたコーチを紹介してくれました。コーチングについて全く知らなかったAさんでしたが、コーチと1時間程の体験セッションの中で、コーチングとはどういうものなのか丁寧に説明を受けることで不安も解消され、まずは3ヶ月間受けてみることにしました。

コーチとは初対面でしたが、友人の紹介だということで安心感がありました。コーチングはAさんの将来のありたい姿、理想の自分について対話を通して探求することから始まりました。何度かコーチと対話する中で、独立する目的と時期などの目標を明確にしたAさんは、定期的にコーチングを受けることでモチベーションを落とすことなく会社設立に必要なアクションを取り続け、半年後、無事会社を設立し事業を始めることができました。半年の間には、会社のウェブサイトを構築運用するためのウェブマーケティングのコンサルティングや資金調達のアドバイザーなど実務面でのサポートも必要に応じて活用しました。

3年後、5人のスタッフも雇い事業も少しずつ成長しているAさん。今は新しい挑戦をする時や経営上の課題がある時に断続的にコーチングを受けている。最近採用した20代の若い社員には、30代の先輩社員がメンターとなるメンター制度を取り入れ、仕事のスキルのアドバイスはもちろん、悩みの相談役としての役割を担ってもらい若手の育成を図っている。

コーチングが機能する基本的な条件

Aさんのようにコーチングが効果的に機能するためには、いくつかの基本的な条件があります。

・精神的、心理的に健全である人

精神的に不安定になっている人、心理的な病を抱えている人など、未来の目標に向かって自ら行動を起こす心理的なベースが整っていない場合は、コーチングが有効に機能しない可能性があります。そのような場合は、まずはカウンセリング等で心を回復させることを優先し、心の準備が整った状態でコーチングを受けることが望ましいと考えられます。

・職場である程度経験を積んだ人

職場でいえば、会社に入ったばかりの新入社員よりも20代後半〜40代の仕事の経験を積んだ人のほうが効果的なコーチングになることが多いです。仕事の経験値が低い段階では、自ら考え気づきを得るための「経験の引き出し」が少ないため、コーチングのみでサポートすることは難しく、まずはティーチングにより教え指導することが求められます。ティーチングと並行してコーチングアプローチを取り入れることで、自主性を引き出しながら指導することができ、ティーチングのみよりも早く高い成長を促すことが可能となります。

対象者のキャリアステージに合わせて、ティーチング、コーチング、メンタリングなどの複数のアプローチを柔軟に取り入れることが理想的といえます。

・信頼関係が基本

コーチングが機能する基本条件の一つは信頼関係です。コーチングでは、コーチまたはコーチ役の人にコーチングを受ける人が自分の本音や心配事を安心して話せる関係が重要です。そうでなければ、表面的な対話になってしまい新しい気づきも生まれにくくなります。自分がコーチ役となる場合は、相手との対話に必要な信頼関係が構築されているか初めに考えてみてください。もし、信頼関係に自信がない場合は、まずは話を「聴く」ことを丁寧に行うことから始めて少しずつ信頼関係を作っていきます。

コーチングの効果

コーチングにはどのような効果があるのでしょうか。もちろん人それぞれ効果を感じるところは異なりますが、代表的なものを挙げます。

コーチングを受ける効果

・目標やその達成イメージが具体的で明確になる

・目標達成に向けて意識を集中しつづけることができ、行動できる

・定期的なチェックポイントになる

・目標がより早く、より高く達成できる

・いつもとは違う視点から考えることができ、気づきがある

・自分の状況やアイデアを整理することができる

・話を聴いてもらい受け入れられること心身のストレスが軽減される

・自己肯定感が高まる

 

コーチングを学び活用する効果

・周囲の人とのコミュニケーションの質が改善される

・相手との違いを認められるようになる

・自分を認められる

・ポジティブに物事を考えるようになる

・目的意識をもって思考し行動することができる

・部下や周囲の人の成長を助けることができる

コーチ探しのポイント

コーチングを受けることに興味をもったら、まずはコーチ探しです。コーチにはそれぞれ得意分野やフォーカスしている領域があります。自分が何をテーマにコーチングを受けたいのか、コーチングを受けた後どうなりたいかをイメージして、自分の目的に合ったコーチを探してみてください。できれば体験やオリエンテーションなどで実際にコーチと話してみて相性を見ててください。相性の判断は難しいかもしれませんが、安心して話せそう、この人に話をしてみたいと思えることがまずは大切です。

アンコモンポイントでは、オンラインで無料のオリエンテーションを行なっております。コーチングについて説明させていただき、お客様のコーチングの受ける目的やお悩み等を伺った上で、コーチングプランのご提案や相談をさせていただきます。ご納得いただけた場合にのみ後日お申し込みをしていただく形ですので、迷われている方やコーチの雰囲気を知りたい方は、ぜひお気軽にご利用ください。

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