リーダー・リーダーシップ育成
アンコモンポイントでは、「エフェクティブリーダー(効果的なリーダー)」というコンセプトでリーダー育成・リーダーシップスキルの向上をサポートしています。効果的なリーダーシップと本質的なチームビルディングにより、成果をあげる強いチーム作りを目指します。
チームリーダーシップとセルフリーダーシップ
リーダーシップには様々な定義がありますが、一般的には、チームや組織の目標を定めメンバーのベクトルを合わせて目指す方向へ率いる役割の者、つまりリーダーが持つべきマインドや能力、責任のことを指します。これをここでは、チームリーダーシップと呼びます。
一方、一人一人が自分自身に対して発揮するリーダーシップが、セルフリーダーシップです。自らのビジョンや目標を定め、それに向かって自分のベクトルを併せて仕事や人生を進めていく。いわば、心の中に自分のコンパス(方位磁石)を持ち、目標に向かって方位を確かめながら自ら進んでいくことができる力です。
メンバーが力を発揮し成果をあげるチームには、リーダーの持つチームリーダーシップとメンバー一人一人が持つセルフリーダーシップの両方が必要です。
リーダーの役割の一つは、メンバーのセルフリーダーシップを刺激し自立するチームへと導くことでもあります。2つのリーダーシップが揃うチームには、想像力や学習力があり、変化の激しいビジネス環境下でも柔軟に舵を取り進んでいく力が育ちます。
エフェクティブリーダー
変化の激しい市場、コロナ禍のような不測の事態、多様性の尊重などさまざまな不安定要素が入り混じるビジネス環境において、安定を前提とした事業や組織運営は難しくなっています。組織は常に変化へのリスクとチャンスと隣り合わせと言えます。そのような環境下で求められるのは、組織やチームを状況に合わせて適切に率いることのできるリーダーです。
状況によってチームの目的やミッションは変化し、同時にチームの状態も常に変化しています。チームの状況や状態によって役割とコミュニケーションのスタイルを変化させ、効果的に多様な個性の交わるチームをまとめることができるリーダーを、アンコモンポイントでは「エフェクティブリーダー(効果的なリーダー)」と呼んでいます。
チームの状態は、外部環境の影響を受けると共に、メンバーのスキルや経験値、個人的特質、やる気の源泉などメンバー一人一人の状態とチーム全体としての形成ステージに影響されます。リーダーは、チーム状態を的確に捉え、状態や状況を乗り越えるために最も効果的な役割を担うことが求められます。
エフェクティブリーダーのポイント
チームの状態を適切に判断しリーダーシップを変化させていくことは、リーダーにとって容易ではないかもしれません。うまく進めるためポイントの一つは、チーム内での良質な対話を増やすことです。心理的安全性の高いチームを作り、失敗も含めメンバーが率直し発言できる雰囲気とシステムを作る。チーム内で何が起こっているのか、メンバーと状況を共有し状況を把握します。そうすることで、メンバーの成長や課題も見えてきます。
もう一点大切なことは、自分の軸を持つことです。リーダーシップを変化させることは自分らしさを捨てることではありません。自分らしいリーダーの在り方、リーダーとしてのコアバリューを明確にし忘れないことです。
アンコモンポイントでは、自分のリーダーシップの軸を見つけた上で、成果のあがるチーム作りができるエフェクティブなリーダー育成をサポートいたします。